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冬野集(9月号)投句
2020/09/01 -冬野集
☆ hisakoraの句 ・ 紫陽花の枝一本の重きこと ・ 空晴れて機械任せの田植えかな ・ 梅雨空の前線雷連れて来る ・ ぶら下がる太き胡瓜の見過され ・ 田植え終え新しき風吹きぬくる ・ 植田の面 …
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冬野集(8月号)投句
2020/08/01 -冬野集
地宅配の「お試し野菜セット」が送料無料で1,980円から ☆ hisakoraの句 ・ 木々の間を抜けくる風や夏木立 ・ 大鉢の目高の数は知らずをり ・ 消え残る外灯一つ夏の朝 ・ 根気よく句悟今朝や …
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冬野集(六月号)投句
2020/06/12 -冬野集
☆ Hhisakora作の句 ・ 両岸の小道に続く花の屋根 ・ おにぎりを後部シートに山笑ふ ・ 鶯の声高けれど姿無く ・ 菜の花の黄金の続くバス路線 ・ 菜種梅雨予定変更して家居 ・ げんげ草トラッ …
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冬野集(五月号)投句
2020/05/03 -冬野集
大地宅配の「お試し野菜セット」が送料無料で1,980円から ☆ Hisakoraの句 ・ 駅を出てそぼ降る雨や春隣 ・ 春の日を当てても痛し膝撫づる ・ 春寒しミシンの針の又折れて ・ 春寒し背中の痒 …
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冬野集(4月号) 投句
2020/04/07 -冬野集
☆ hisakoraの句 ・ 里山に枯野ばかりの続く道 ・ 大根の太き一本草の中 ・ 梅咲いて母の遺影と同じ歳 ・ 時雨空わづかな青を残しをり ・ 母語る吹雪の朝に生まれしと ・ 一面の枯野となりし生 …
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冬野集(3月号) 投句
2020/04/06 -冬野集
☆ hisakoraの句 ・ 眠るごと母は召されし冬の夜 ・ 亡き母の肩掛けに依る冬寒し ・ 二人分静かに黒豆煮てをりぬ ・ カレンダー一枚揺れて惜しむ年 ・ 半月に添える金星冴ゆる空 ・ 空を染め大 …
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冬野集(2月号) 投句
2020/04/05 -冬野集
☆ hisakoraの句 ・ 底冷えや老眼鏡の掛け外し ・ 冷たさの五体に伝ふ足の裏 ・ 寝返れば朝刊落つる音寒し ・ 冬の月ながら三日月母見舞ふ ・ 毛糸編む進まぬ針も加齢なり ・ 骨折の痛み和らぎ …
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冬野集(1月号) 投句
2020/04/05 -冬野集
☆ hisakoraの句 ・ 重たげに稲穂の揺れる秋の昼 ・ 透き通る秋の空より得る力 ・ 肌寒や今朝も来てゐる鳥一羽 ・ 秋桜壁に折り紙文化祭 ・ 早々と寝具にくるまる時雨の夜 ・ リハビリの往きも …
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冬野集季題・犬ふぐり
2020/03/05 -冬野集
☆ 今月の季題は、「冴え返る」と「犬ふぐり」 ・ 冬野集の今月の季題「犬殖栗」を見つけに妻を車いすに乗せて近くの田んぼに出かけた。近くの田んぼの農道を車いすを押しながら両脇を見ながら進むと荒れ田の畔( …
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俳句つくりに追われて
2019/10/02 -冬野集
〇 投句締切日 おいしさと、食べる喜びを、食のそよ風にのせて【食のそよ風】 毎月5日が「冬野」の締切日である。必着である。毎回毎回締切日が近づくと妻と二人、急に句づくりに取り掛かる。毎月僅か11句の投 …