パーキンソン病の妻と介護する夫の日記

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毎日の朝食

2019.11.18朝食・妻焼肉パーティーに参加

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おいしさと、食べる喜びを、食のそよ風にのせて【食のそよ風】

・ いつもの野菜ジュース(無農薬小松菜、人参、りんごじゅーす+ オリーブオイル)

・ 野菜: ほうれん草お浸し、サニーレタス、サンチェ、ミニトマト

・ 果物: 柿(ふゆう)、梨、リンゴ、温州ミカン

・あんこ餅

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☆ 妻リハビリ施設の焼肉パーティーに参加

・ 昨日甲子園での「安全地帯のサヨナラ解散ゲーム」コンサートから京都に泊まり、京都半日観光を終え、夕方の6時過ぎにご帰還された妻は、今日はリハビリ施設の通所の皆さんとの昼食時近くの焼肉屋での焼肉パーティーに参加すると言って出かけた。パーキンソン病の発病以来20年以上にもなる妻は気持ちが前向きで結構なことである。本当にすごいことだとmoriは感心する。

★ mori義母の入院する病院へお見舞い

・ moriはこのところ義母の見舞いは毎週月曜日に一回だけ行くことにしている。今日もその月曜日であり、いつものようにちょっとしたお菓子をもって病院に出かけた。車で20分くらいのところにある病院である。97歳半になる義母は今は病院のベッドでほぼ一日寝たきりで過ごす。食事時はそれでも、車いすで病院の食堂まで連れて行ってもらえる。義母がベッドを離れるのはその時限りである。

・ 見舞いに行くと、いつも目をつぶって寝ている。moriはほっぺをたたいて目を覚まさせる。すると毎回「いつ帰ったの?」と問うてくる。「今帰ったばかり」と応える。「外国は楽しかった?」と又いつものように尋ねる。「外国にはいってないよ」と応える。毎回のことである。いつものようにその後ホワイトボードに今日の日付と天気気温などを書いて知らせて、妻の現状なども書いて知らせる。幸いやっとではあるが目は見えるらしい。文章もその時限りだが理解する。だが、長続きはしない。次の瞬間には前のことはすっかり忘れてしまっている。それでもmoriは怒ることもなく何度も同じことを繰り返しホワイトボードに書いては消し、消しては書くを繰り返す。

・ 今日は病院の付属の看護学院の生徒が研修に来てくれていた。先生も同行して来てくれていた。学生が義母の耳元で大声で話しかける。少しは聞こえるみたい。まともな応えをする。でも、付き添いで来られた先生は「あなたのこどもか? 」と聞く始末。まあ、そんな具合である。妻はそんな母親を見るのが忍びないと言いここ3ケ月以上見舞いには同行しない。

・ 97歳の義母は生きているのが苦痛で、「早くお迎えがこないか」と首を長くして待ち続けている。長く生きることも大変である。でもこれだけはどうすることもできない。時期、順番を待つしかない。本人も分かってはいるが辛いらしい。死んだら楽になるかどうかmoriにはわからない。mori的に考えていることは「この世とあの世は裏表、この世で死んでもまたあの世で生き返る。大して変わらぬ生活ではないかと考える。魂は不滅であるだろう。ちがうかな?」

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