☆ hisakoraの句
・ 木々の間を抜けくる風や夏木立
・ 大鉢の目高の数は知らずをり
・ 消え残る外灯一つ夏の朝
・ 根気よく句悟今朝や二人して
・ 梅雨の空重き空気を肩に乗せ
・ 庭の蕗残らず採るも一包み
・ 飛魚の干物の並ぶ漁村かな
★ moriの句
・ 菖蒲湯を浴びて息災白髪まで
・ ドア閉める蚊のに三匹連れ入れて
・ 青梅を並べて老いの店構え
・ 孫三人女ばかりの茅巻きかな
・ ロボットに掃除を託す梅雨出かけ
・ 食膳に伽蕗となり庭の蕗
・ 飛魚やイワシに羽の生えたやう