★ ケアマネ、通所リハビリ、介護用品業者との面談
・ 七月の下旬にかかり付けのパーキンソン病の先生のところに定期検査に行った。 この時リハビリ再開は如何なものか尋ねてみると、コロナも此処までくればみんなそれなりに対応が出来ていると思うので、家でうじうじしているより気分転換になるだろうからと再会を勧められた。
・ 早速ケアマネに電話すると、いつもの四者面談をしてその後の方針を決定することとなった。七月最後の週に面談が行われ、結果はリハビリ再開Goであった。四カ月ブランクがあったので、近況をいろいろ訊かれた。当方、妻が夜一人ではトイレのために起き上がれない。またトイレに座るのにも大変時間がかかる。トイレの便器の向きが悪いと妻は訴えた。
・ 介護用品を貸していただいている業者の方は、ベッドから起き上がるための可動式ベッドサイド手すりを提案された。翌日早速デモを兼ねて持ってこられた。午後のはじめの時間帯である。妻はベッドに横たわり、その手すりをつかんで何とか起き上がることができた。(moriが以前取り付けた手すりより高さが調節でき、少し高めにセットされた) その日はそのまま設置して様子を見ることにした。その夜12時ごろいつものように妻はトイレに起きた。moriは沿った様子を見ていると、何とかひとりで起きて歩行器を頼りにトイレを済ませ無事ベッドに帰ってとりあえずベッドに寝た。しかし、布団かけがうまくいってないので、moriはそっとかけてやった。
・ 午前4時ごろ二回目のトイレに行こうとしているが、今度はどうやってもベッドから起き上がれない。いつものようにmoriが足をベッドサイドに持っていき首に手を添え頭を起こしてあげる。夜の薬か切れかかっているので妻はどうすることもできなかった。いつもと何ら変わらない。
・ 次の晩は一回目も妻は一人で起き上がれなかった。午前一時頃であった。当然二回目も起き上がれない。 翌日業者の方から様子伺いの電話。moriはやはりダメだった旨伝えると、今度は床から天井までのツッカエポールを提案午後に持ってきてセットした。妻が試すと前の手すりよりうまく起き上がることができた。
・ moriも少し期待して夜を迎えた。その晩は午前二時頃に妻はトイレに起き上がろうとしてポールに縋り付きもがいていたがやはり起き上がることはできなかった。でもこれも薬が効いていない夜中には何の役にも立ってくれなかった。
・ 妻の薬の効いていないときの状態を知っているのは結局、moriと妻だけである。妻はmoriにできるだけ負担をかけないようにと介護ツールを試していのであるが、本人も、夜中にどういう状態になるかはわかっていないのかもしれない。moriには事前に効き目はわかっているが妻の気持ちを考えるとだめだとは言えない。そこで一応試すのである。
・ 結局ポールはベッドの横に建てられた邪魔者であった。2~3日して介護用品の方にmorif は断りの電話をした。
・ 夜中のトイレに一晩に二、三回、付き合えばいいだけのことである。今は三射会談の時の提案は何も有効ではなかった。
・ これからもmoriを頼って何でも言ってほしい。