☆ 今日はmoriの定期検査の日
・ 9月16日、水曜日。今日は二カ月に一度のmoriの定期検査の日である。moriは40歳になった年の会社の定期健診で血糖値が高いという結果が出た。血糖値が117ということであった。守はその日の朝なぜか水あめをなめて家を出た。会社の健康診断の方針で40歳以上は糖尿病、・メタボ、ガン(男性は前立せんがん)の検査が加わった。moriは以前から中性脂肪やコレステロールの値が高めであったが、血糖値まで高いとは思ってもいなかった。moriは朝水あめを食べてきたことを訴えた。再検査の結果も空腹時で119で振った。前より悪い。それから36年が過ぎた。会社に勤めていた時は毎年春と秋二階の健康診断があり、ずーと血糖値は高いままで推移した。途中からヘモグロビンA1cの値が取り入れられ、当時の基準で7.2くらいの値であった。現在の基準に換算すると7.8程度である。moriは必死で食生活を改善し運動量も増やした。その効果があって当時の基準値で6.3くらいまで改善した。だがどうしてもそれ以下にはならなかった。
・ 62歳で会社を退職してからも、会社の健康保険組合に継続参加していたので毎年一回の定期検診が実施され、ソリッド高血糖が指摘されてきた。いつごろかA1cの国際標準に合わされるようになり、6.4が7.1くらいになった。せっかくmoriが努力して6.4まで改善していたのが7.1で愕然とした。その後食生活や運動により血糖値を下げる努力に真剣に取り組むことを怠っていた。
・ 70歳になった年、わけあって横浜の娘の家へ10日ほど行くことになった。娘は父親の糖尿病を心配していることが分かっているので、moriはこの10日間、アルコールを一切口にしなかった。自宅に帰った翌日の夕食を近くの焼き肉屋で済ますことにして車で出かけた。久しぶりにたらふく焼き肉を食べ、ノンアルコール・ビールを一本のみいざ精算にと立ち上がった時、地震でも発生したのかと思うように足がふらつき、めまいがする。やっとのことで支払いを済ませ駐車場まで必死でたどり着く。とても運転できそうでない。妻にその旨告げ30分くらい座席に座ったまま休憩した。少し落ち着いたので、何とか車を運転し家にたどり着いた。
・ 翌日は妻の定期検査の日で、何としても病院までいかなければならない。病院までは高速道路を走って片道約40分の道のりである。翌朝もめまいがする。本当に注意しながら高速道路の左端を80Kmそこそこで走った。帰りに土曜日であったが、妻の整形のかかりつけの国立医療センターに行き緊急検査を受けた。その時最高血圧が185くらいあった。CTスキャンの結果は異状なかったが血液検査の結果ヘモグロビンA1cが8.6もあることが判明。その時から糖尿病の定期検査が始まった。
・ moriは薬の服用を進められたが、かたくなに断り続け、食事療法と適度な運動で血糖値の改善に務めた。moriは近くのトレーニングジムに週三回通い始めた。食事のカロリー制限尾バランスにも気を使い血糖値を下げる努力を再開した。そのかいあってA1cの値が少しずつ改善され7.6 まで下がった。このまま続けて努力すればどんどん改善されるはずであり、moriは本当にそう思って毎日悪戦苦闘した。次回の検査結果はmoriをがっかりさせた。A1cはなんと7.8に逆戻り。それでも努力を続けて7.6と7.8の繰り返しであった。moriはとうとう食事療法と運動による血糖値改善を諦め薬を飲むことにした。moriはこの時から今も、血糖値を下げる薬より、血圧とコレステロールを下げる薬の方を重視した。
・ 一日に、カジュエット2番を1錠とメトホルン250mgを2錠服用し始めて不燃になる。確かにコレステロールは低下した。血圧も最高血圧が130前後で安定している。moriは以前より最高血圧が高いわりに、最低血圧が低いことのほうが気になっていた。70を下回り、時には57,8くらいの値を示す。何かおかしいのだろうが医者は下が低いこと、最高と最低のギャップの大きさには言及してくれない。
・ 血糖値の方は薬を服用しても効果は定かでない。ひどいときにはA1cが8.6にもなった。このところ7.4~7.6の値を前後している。薬服用前と大差ない。ただ、悪いのは薬服用を過信し、食事制限の方が極めて甘くなっていることである。薬を飲みつつ食事に気を付け、運動も適度にやれば改善されるものと思うが、moriはそこまでやれてない。
・ 血圧については、2020.09.16の写真のように検診日の採血後昼食を食べ終わって10分後に測定した値と、その9分後に測定した値に大きな差がある。ただ椅子に座ってスマホを見ていただけである。こんなに変化するのが血圧である。moriは最高血圧か゛115くらいから180近くまで変化する。最低血圧は65~78くらいであまり変化しない。昔は最高血圧は年齢プラス90くらいなら問題ないと言われていた。moriの場合165くらいまでは問題ないと言われていたものである。今でもドイツやヨーロッパの国々では90プラス年齢を基準にしているところもある。今の日本の130以上は高血圧というのはなんだか医療関係者、特に医薬品製造会社のドライブがかかっているような気がする。そんなことを考えるのはmoriだけなのか?
・ moriはいろんな病気を抱えている妻のために先に死ぬわけにはいかない。いつも妻に言っていることは、「あなたより一日だけ、いや一週間だけ後にあの世に追いかける。葬儀を済ませて。」。 そのためにもなんとか元気で過ごさねばと思っている。 ただ、思うだけで節制努力が足りていないと反省するだけの日々を送っている。ダメなmori。