パーキンソン病の妻と介護する夫の日記

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Hisakoraには亡くなった母親が見える

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☆ 義母の召天

義母は2019年12月25日のクリスマスに97歳と10ケ月で天に召されました。それから三年の月日が流れた。

・ あな奇しき義母の召天聖誕日

義母の葬儀はごく身内だけで、それでも牧師さんも来てくれて質素ではあるが立派に義母を見送った。それはHisakoraも十分承知のはずである。何せ自分ん母親である。葬儀を行ったのは、MoriとHisakora、二人の一人娘それにHisakoraの弟、牧師ご夫妻、我が家の隣の奥様だけであった。でも、Hisakoraは確かにその場に臨席していた。葬儀を終え、火葬場に行き、お骨も家族で拾い家に持ち帰った。わが家に三ヶ月安置したのち、無事納骨を済ませた。

★ パーキンソン病発症から23年

Hisakoraがパーキンソン病発症したのは1999年月である。爾来服用してきた薬はアーテン、シンメトリる、メネシット、FP、レキップ、リポトリール。貼り薬としてニュープロパッチ、ハルロピー等々である。現在の処方になってからすでに8年が経過している。 

  ・ 起床時  メネシット 1錠 ニュープロパッチ18mg一枚貼る

  ・ 朝食後  メネシット 1.5錠、レキップ 1錠、レポトリール 1錠 

  ・ 昼食後  メネシット 1.5錠

  ・ 夕食後  メネシット 1錠、レポトリール 1錠                          

四年前までは以上に加えて朝昼夕にFPをそれぞれ1錠ずつ飲んでいた。その頃になつて虫や猫などの幻視の症状が出始めた。主治医にそのことをMoriが訴えると主治医はFPの服用を止めた。結果はそれらの幻視がしばらく収まった。

それが、新型コロナの蔓延により人との交わり。お茶を飲みながらの談笑、本人が立ち上げ楽しみにしていた地域のシニアー合唱会が中断してしまい本当に他人との関りが少なくなるとともに幻覚症状と認知症的状況が進んできた。死んだはずの母親が毎日のように家に来ているというようになった。本人には現実と同様話もするらしい。それをMoriに訴える。当然Moriには何も見えない。いくら母はもう三年も前に亡くなって今は天国に居ると言い聞かせても一向に信用しない。今日も来ているのに、何も食べさせて上げないでいいの? もう本当に寒いのに何か上から着せてあげなくていいの? など本気になって言う。

先日定期検診の時そのことを主治医に言うと、パーキンソン病発症からもう二十年以上になり、同じ薬を服用してきたための症状である。Moriもそのことは十分承知している。先生は「ニュープロパッチかレキップのいずれかをやめてみるか」「動きは当然悪くなる。どちらを採るかはMoriにまかせる。」と言われた。ニュープロパッチを貼り続けているため痒みを常に訴えていたのでそちらの方を控えてみた。一週間ほど貼るのを控え様子を見たが、幻覚症状の改善はあまり見られない。動きはそれなりに低下する。幻覚症状との戦いを続けるしか仕方ない。

現在Hisakorafは要介護3となってる。

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