・ 朝食が終わるとまず天気予報をスマホで調べる。今日も雨は降りそうにない。つまり、今日も、昨日と同じ、草取りが二人の仕事となる。我が家の庭は、花と野菜と植木が同居している。ほぼ正方形の土地の真ん中にmoriの作った小屋がある。”Natural Farm Garden”の板の看板が小屋に掛かっている。小屋の周囲は野菜畑。胡瓜・ナス・トマトなど、夏野菜が元気に育っている。そして、その外側が花壇。今、紫陽花、リベリア、下野草、などが美しい。
花壇と畑は小道で繋がっている。この小道は油断していると数日で雑草の道になる。カタバミ、めひしば、すべりひゆ、雀の帷子などが四方八方に根を伸ばしている。力いっぱい抜こうとするが雑草は強い、わが腕は弱い。びくともしない。花壇の周囲に植木がある。シンボルツリーの欅、生け垣の山茶花、こぶし、ヤマボウシ,サンシュウ、月桂樹、アメリカハナミズキ、ヤマモモ、桂、椿、紅かなめ,チャンチン、オリーブ、ジューンベリー、花桃、枇杷、イチジク、ミカン、レモン、さくらんぼ等の木々が敷地いっぱい夏の木陰を作ってくれる。野菜や花、庭木全て農薬は撒かない。そのため、白菜やキャベツは虫が食べた後のレース状の葉っぱを二人が食べる。時には虫も一緒に口に入っているかも知れない。庭木にはしばしば小さな毛虫が葉っぱにぎっしり並んでいる。気持ちが悪い。Moriは毛虫を見ただけで、腕や顔がはれてしまうが、虫刺されのムヒなどを塗って我慢している。私は毛虫よりカミキリムシが憎い。カミキリムシはミカン、オリーブ、バラなどの幹に巣食って、大切な木を枯らす。今朝もミカンの木にカミキリムシを見つけた。私は大きな虫など殺せない。枝をゆすって下に落とし、mori呼ぶ。moriが来た時にはカミキリムシは何処かへ雲隠れ。なかなか手ごわい。畑や庭の周りの草取りをした夜は足腰、腕まで痛む。痛み止めの張り薬は必需品である。このところの日照り続きで草取りの毎日である。張り薬はいくらあっても足りない。