☆ 泣く子と地頭には勝てぬ
・ 妻hisakoraがデル・カーネギーの「人を動かす」という本を読んだかどうか、moriは知らない。また、mori以外の人を自分の思うとおりに動かせるかも定かではない。ただ、moriを自分の思うように操ることにかけては天下一品であると、操られるmori自身が思っている。
・ まず、自分がmoriにやってほしいことをさりげなく言う。
・ moriは聞こえていても聞こえていない風を装う。これはmoriがhisakoraのやりたいことにあまり気乗りがしないか、または反対であるときは顕著にそういう態度を示す。そしてできない理由をあれやこれやとあげつらう。
・ そこでhisakoraは一旦引き下がる。 でも、要求をあきらめていないのはmoriも分かっているのだが、、、
・ hisakoraに余裕があるときは2~3日置いて、あまり余裕がなく急ぐときは2~3時間置いて再度同じ要求を繰り返す。今度はかなり強く要求する。
・ moriはこの間本当はどうしたらhisakoraの要求を叶えられるかあれこれ考えている。
・ hisakoraの最後通告はいつもこれだ。「やってくれないのなら、私が自分でやる!」
・ hisakoraにとても手に負えないことは分かりきっている。moriもそのころになるとほぼやり方を考え付いているのでしぶしぶ行動に移す。でも、完全には考えがまとまっているわけではないので、走りながら考える。