★ コロナ特定警戒地域の娘から「トレペ送って」の要請あり
・ 娘のところは親子5人暮らしでトイレットペーパーの消費量も多く、いつも生協で箱単位で買っている。ひと箱に6ロールパックが8個である。６Ｘ８の48ロールである。それがこのご時世、6ロールパック1個のみしか注文できず、かつ抽選で当たらないともらえないというありさまで、ここ二回抽選漏れであと3ロールしか在庫がない。そちらにあれば至急送ってほしい。との要請があった。娘は化学物質過敏症でトイレットペーパーなら何でもいいと言うわけにはいかない。無添加無香料でなければ使えない。娘の近くのスーパーや薬局にはとにかくトイレットペーパーそのものが売り切れている状態らしい。でも、コストコにはあるらしいとの情報があり行って診るけどあてにならないという。
・ ｍｏｒｉの家には6ロールパックｘ２の在庫があったが、とりあえずこちらの生協に問い合わせてみると、箱単位は今はない。でも6ロールパックならあるというのでとりあえず一週間後の配達ではあるが5パック注文した。同じ系列の近くの生協の店舗に電話してみたら、やはり「箱単位の販売はしていない。人家族様1パックのみの販売になっている。」とのこと。ｍｏｒｉはそこで、初めてトイレットペーパーが不足気味であることを認識させられた。慌てて家の一番近くにある別系列の生協の店舗へ車を走らせた。駐車場に止めている間、店から出てくる主婦たちはたいていトイレットペーパー1パックを片手にぶら下げている。本当なんだ。
・ ｍｏｒｉは店に入るなりトイレットペーパーのコーナーに走った。やはり「１家族様1パック限り」の張り紙がある。仕方なく1パックだけもってレジへ。車に戻り荷物を置いて、また店内に戻り何食わぬ顔でもう1パックを持ち別のレジへ。ついでに隣のドラッグストアに行きここで2パックを買った。それから買った分と家にあるものとを送るための段ボール箱を買いにホームセンターに行きここではたくさん在庫があった。18ロールパックを2個買って段ボール箱に詰めてみると大して入らない。とにかく娘のところへ18ロールパック1個と6ロールパックｘ2個の軽30ロール送った。残りを家に持ち帰る。
・ その旨を娘にメールすると、思いもよらぬ返事が来た。曰く「なんでメールも見ずに慌てて買いに走ったのか。そんな買い占めなんか非常識。ボケ爺さんのやりそうなこった。」「こちら旦那がもう買ってきた。」
・ ｍｏｒｉもせっかく良かれとしたことにケチをつけられ面白くない。「メールてどんなメールや？」と言い返した。メールなんか何も入っていなかった。
・ 夕食の支度をしているころになってようやくＬＩＮＥにメールが入った「悪い。メールの宛先間違った。」「旦那が買ってきたのは香料が入っていて使えないので、友達にあげた。」「送ってもらって助かるわ」 いつもの娘のリカバリーである。単純なｍｏｒｉはこれで腹の虫がおさまった。
・ 翌日午前中に「荷物がとどいた。」「これで心置きなくウンチができる。」のメールがあった。
