パーキンソン病の妻と介護する夫の日記

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81歳の同級会 (その1)

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☆ Moriは昭和19年(1944年)1月生まれの81歳

 Moriは大分県の片田舎の高校に1959年入学した。70歳の古稀の時郷里のとある温泉宿で同級会が行われた。参加者は40名であった。卒業時全員で190名。そのうちの40名だから、70歳としてはまあまあの参加者である。

 その散会の折りに「次は喜寿の歳にまたお会いしましょう」と言って解散した。2020年か2021年がみんなの喜寿の歳になる。だがその頃は新型コロナの全盛期。同級会どころではない、誰も発起しなかった。

 その間にも多くの同級生が彼岸へと旅立って行った。前回の参加者40名の中でも8人がすでに亡くなっている。また、老人施設に入居したり、認知症でとても連絡が付かなったりした人が4~5人いる。

 今年の2月初め、妻が入院中にたまたま同級生の一人から電話があった。それぞれ近況を話し合っているうち、どちらからともなく「同級会をやろう、たぶん最後になると思うから」と。

 それからが大変である。何せMoriは同級会とか会社の宴会とか、そういう行事の幹事をやったことが一度もない。また、高校を卒業してから20数年が経っており、同級生の住所録などほとんどないに等しい。わずかに前回の時の出席者名簿を頼りに電話をしてみるが、「その電話は現在使われておりません」とか、やっとつながってみると「主人は昨年亡くなりました」とかでなかなか前に進まない。それでも何とかして34,5名の住所がわかり、同級会開催のお知らせを出した。やれやれである。でも何名の同級生が集まるやら?

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