パーキンソン病の妻と介護する夫の日記

もりのブログ 介護する人される人

「 年別アーカイブ:2023年 」 一覧

冬野集投句(2024.01月号)

2023/12/31   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 同級会西海橋の蜜柑熟れ ・ ジェット旅雲の谷間の紅葉かな ・ 題材に迷える秋の文化祭 ・ 手作りの乾物に大根添へ送る ・ 麦飯ととろろ汁での夕餉かな ・ 冬近し銀杏並木の …

冬野集投句(2023.12月号)

2023/12/03   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 久しぶり車椅子にて放生会 ・ 刈終へし田圃の畔に彼岸花 ・ 我が庭にぽつんと一つ彼岸花 ・ 老いと病秋の味覚も喉閊へ ・ 頼まれて隣の庭の葡萄狩り ・ 天高く一直線に飛行 …

冬野集投句(2023.11月号)

2023/11/02   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 焼き鳥や町内会の夏祭り ・ 夏休期間に二回孫の来て ・ 緑濃きアカシアの葉に乗るピンク ・ 散歩する家々の庭百日紅 ・ 高速道走れば白き百合の花 ・ 流れ星眺める余裕無き …

冬野集投句(2023.10号投句)

2023/10/02   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 法師ゼミ古城に止まり朝の五時 ・ 外壁のあちこち止まる蝉の殻 ・ 車椅子押す夫の脊に汗光る ・ 文月や昔の筆や今何処 ・ 長雨や胡瓜三つに切って漬け ・ 梅雨明けの欅の裳 …

冬野集投句(2023.09月号)

2023/09/01   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 車椅子押され見に行く蛍川 ・ 兼業の農家田植えの日曜日 ・ 手抜きなり自然農法胡瓜成り ・ 煌めく庭に自生の弟切草 ・ 足痛め諦めきれぬ蛍川 ・ 山桃の今年も熟れて落ちに …

冬野集投句(2023.08月号)

2023/08/01   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 寒村や空き家の庭に梅熟るる ・ 用水路水堰き止むる五月かな ・ 畦道に薄紅色の酸葉かな ・ 炊事する手を休め見る杜鵑花かな ・ 手入れ良き隣家の庭の杜鵑花かな ・ 寒村の …

冬野集投句(2023.07月号)

2023/07/06   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 竹藪に凭れ掛かって藤の花 ・ 道端の茅花を取りて瓶に挿し ・ 心なし今年は多き花蜜柑 ・ 寒村やこれ見よがしの鯉幟 ・ さくらんぼ根元から倒る老い共に ・ ばら寿司や山椒 …

冬野集投句(2023.06月号)

2023/06/02   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 語らひて老婆二人の土筆採り ・ 散歩道気を引く白き花苺 ・ 楠若葉看取れる吾は喜寿にして ・ 剪定枝で作るボタンの人気あり ・ 桜咲く孫より嬉し花だより ・ 草餅を買って …

冬野集投句(2023.05月号)

2023/05/03   -冬野集

☆ Hisakoraの句 ・ 紙雛を送ってくれし古き友 ・ 送り来し紙雛飾る手の震へ ・ 雛段に早変わりするりんご箱 ・ 喜寿なるも今も恋しき雛霰 ・ 誰が植ゑし庭の片隅クロッカス ・ 蕗の薹庭のあち …

吉野ヶ里は卑弥呼の治めた国か

2023/04/29   -もりのコラム

2023.03.31久しぶりに孫を連れて吉野ヶ里へ 吉野ヶ里へは何度も出かけた。最初は佐賀県の教育委員会が工業団地を誘致するため以前からいろんな考古学的遺物が出ていた神崎町の調査発掘で、手束が付いた銅 …

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