☆ 「春分の日」と「新聞の日」
・ 今日は3月20日春分の日である。南半球を直写していた太陽が北半球に向かう途中丁度赤道の真上に来る日である。moriが小学校のころ(1950年代)この日は新聞が休みであった。当時新聞の休刊日は1月2,3日と春分の日、それに秋分の日くらいであった。幼いmoriは「春分の日」「秋分の日」が「新聞の日」と思っていた。ゴロが似ているのでてっきりそうだと思い込んでいた。まだテレビ放送も一般化されていない時代である。新聞は貴重なニュースを伝達するメディアであった。それがテレビの普及につれて新聞の影が薄れたのか、いつしか新聞休刊日は変わってしまった。今では結構休刊日が多いような気もする。
・ 朝から晴天である。いつもなら、どこかへドライブに出かけようか、弁当持ってピクニックに行こうかという気持ちになる朝である。でも連日テレビ、ラジオ、新聞、スマホどれもが「新型コロナ・ウイルス」のことばかりを伝える。「クラスター」から「パンデミック」さらには爆発的に感染が広がる「オーバーシュート」なる言葉が見え始めた。
・ こんな憂鬱な春分の日は初めてである。本当に何とかならないものか。一日も早く新型コロナに効くワクチンが開発され、感染が抑えられることを願って、昨日買ってきた花の苗を植えるとしよう。