★ 97歳の義母健康状態急変
・ 11月25日一週間ぶりに義母が入院している病院へ見舞いに行った。病室に入ってみると、いつもと様子が違う。点滴を受けている。ちょうど同室の患者さんを看ていた看護師さんから「2~3日前から食事が食べられなくなったので、点滴にしている。」とのことであった。 moriはいつものようにベッドサイドに 義母を抱きかかえ座らせて、持ってきたプリンをスプーンで少しずつ食べさせた。一つを時間はかかったが食べ終えた。前回と何ら変わりなかった。義母のベッドの周りには痰の吸引用装置がセットされていた。そのうち主治医の先生が来られて、「ここの所、何かを食べると喉につかえ痰が多くなる。ちょっと体も弱っており、妻や孫を一緒につれてきたほうがよい。」と言われた。moriもいよいよその時が来たと決心した。
・ 翌日妻を連れて、病院へ行った。今度は義母の鼻には酸素吸入のための管が張り付けられていた。義母が「水が飲みたい」という。moriはそのために持って行ったEM-X入りの水を一口二口飲ませた。これが一期水になるかも知れないと思いmori つい涙ぐむ。そのあと義母の好きな杏仁豆腐を小さじで2~3口食べさせmoriは大満足で、借りていた楽飲みを食堂に帰して病室に帰ると、病室中大騒ぎしている。看護師さんが痰の吸引用の管を義母の鼻から差し込んで痰をとっていた。義母は嫌がってその管を両手で引き抜こうとしている。妻もmoriも見かねてつい「やめてー」と叫びたくなった。とにかく看護師さんは痰を一応取ってくれた。「何も食べさせないでください」と一喝された。
☆ 長野より長男くる。
・ 11月27日、午前中moriは糖尿病の定期検査で行きつけの病院に行く。11月27日の朝食は妻一人分の朝食である。moriは絶食で血液検査。そんな中、長野より義母の長男が車で馳せ参じた。moriは午後は車のナビの調子が悪くディーラーに行く約束をしていた。午後2時過ぎ長男と妻は二人で病院に行った。moriはディーラーへ行った。ディーラーでmoriが用事を済ませるとほぼ同時に妻から電話が入った。「今日は母さん嘘のように調子がいい。」とのこと、moriも早速病院に馳せ参じた。
・ ほんとに昨日、一昨日は何だったのか? と疑いたくなるような元気で、陽気に妻(次女)と長男とはしゃぐような会話をしていた。
・ 11月28日 妻はいつものようにリハビリの施設に向かう。moriは家の仕事を済ませ、義母の病院へ急ぐ。 病室に入ると「何か美味しいものないか?」と第一声。本人は以前申し込んでいた散髪の途中でとても気持ちよさそうな顔をしている。目もしっかりしている。二日前はなんだったのだろう?「人はその命を閉じる前、ローソクの日が最後にパァッと輝くように一時的に元気になる。」という話をよく聞く。義母もそうなのか。
・ 11月29日 午後義母を見舞いに妻と二人で行く。義母元気。点滴だけなので相当おなかがすいているみたい。ついてからずーっと食べることだけの話。でも、食べ物飲み物は絶対に禁止、ときつく言われている。moriははちみつをお湯で溶かしたものを持参、唇をガーゼに浸したそのはちみつで湿らす。唇をなめて義母嬉しがる。ついガーゼを絞りはちみつの汁を口に入れた。今日はむせらない。もう一回。せき込む。やはり無理か。
・ 天敵はブドウ糖がほんの少し入った、生理食塩水である。カロリーを見ると500mlでたったの54Kcal其れを一日2本である。何か食べたいのは当たり前である。moriはもう少しカロリーのある点滴はできないかと看護師に交渉。すると主治医がやってきて、とにかく今の状態では医学的には何も食べさせることはできない、でも家族がそうしたいのなら、棒アメをなめさせてみては、と許可が出る。mori早速売店で買ってきてなめさせる。美味しいという。まあ今日はそんなとこ。いつまで義母の命があるかは神のみぞ知る。である。
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