・いつもの朝食
☆ 妻、安全地帯コンサートで動揺
・ 11月10日の地域老人会の外部昼食会の最中に横浜に住む娘からスマホに電話がかかってきた。moriにかかってきたのだが、moriへの用事ではなく、すぐお母さん(妻のこと)と替わってという。宴会のさなかに妻に連絡し電話に出てもらう。娘が、息せき切ってかけてきて、すぐに母さんに替われ、ということは、これまでの経験からすればあまりいい話ではない。電話が終わって宴会の席に戻った妻にmoriは心配しながらすぐに尋ねた。妻は、明るい顔で大したことはない、大丈夫と言った。よかった。妻のいうことには「大阪で安全地帯のコンサートがある。一緒に行こう」という誘いだった。妻は、安全地帯の大ファンである。妻は即「行く!」と答えたそうだ。妻には後先のスケジュールは頭からすっ飛んでいた。moriはビールをそこそこ飲んで酔いはかなり回っていたが、コンサートの日は妻のパーキンソン病の定期検診の日である。薬も、ぎりぎりその日までしかない。検診を先に延ばすわけにはいかない。
・ その晩moriは夜中に「安全地帯のコンサート」を調べたら、それは甲子園で行われる「安全地帯甲子園サヨナラ解散ゲーム」というコンサートであることを知った。 そこでこちらから甲子園までの交通手段を検索してみると、新幹線の新神戸下車して甲子園に行くルートと、新大阪から甲子園に行くルートとが示された。いずれにしても乗り換えが数回ある。moriは安全地帯など、まったく興味がないので、妻ははなから、一人で行くことを決めていた。翌朝moriは恐る恐る、「やはりコンサートに行くのは無理なんじゃない。今回はやめといたら? 」と問うと妻も「自分も夕べ考えたが無理だと思っていた。」と宣う。娘にその旨LINEでメールを入れると、娘は「新大阪で自分がホームで迎え、甲子園までは連れていく。なにかもんだいがあるか? 」と言ってきた。
・ コンサートは11月16日の13時開場15時開演である。妻は、11月11日はリハビリ、12日は老人会の定期コーラス、14日はmoriの実家の墓じまい、15日は乳がんの術後定期検診、16日はパーキンソン病の定期検診。。したがってパーキンソン病の定期検診に行ける日は11月13日だけ。病院に電話を入れると、その日に何とか変更可能であった。やっとのおもいで妻がリハビリに行っている間にmoriは予定変更のお願いをしておいた。
・ 妻はパーキンソン病の定期検診、実家の墓じまい、乳がん術後定期検診を無事終えて、明日はいよいよ「安全地帯サヨナラ・コンサート」へ出かける。「天の神様どうか半一人旅の安全をお守りください。」
【意外と知らないIT用語】ドメインって何？ お名前.com