パーキンソン病の妻と介護する夫の日記

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遺伝子組み換え(GM)

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先日所属する生協主催の視聴会があった。題して「世界の人々が何も食べるものがなくなる日」とかいうものであった。遺伝子組組み換え(GM)飼料をラットに与え続けたらどうなるか。二年間にわたるドキュメンタリー映画を視る会であった。機械かd\DVディスクのいずれか化に問題があり、途中何度も中断しながら何とか最後まで上映されたが、実際の内容のほうに私は注意が集中できないところもあり、結論が判然としていない。けれども、毎日GMトウモロコシを与えられたラットの、特にメスは3ケ月後には数パーセントにガンが発症した。12ケ月が経つと50%がガンにかかり、24ケ月経つと80%以上が大きながん細胞(体重の3分の1相当)を抱えることになった。 どういうわけかオス・ラットのガン症状はそれほどでもなかった。

GM飼料がラットに及ぼす影響は、時間が経過するとともに大きくなることは判明した。今までの多くの研究は3ケ月程度の試験が多く、さほどの影響はないという結論が先行する。

確かに、GM食品は人間にも悪影響を及ぼすだろうと警鐘をならしているが、人間毎日続けてGM食品ばかりを取るわけではないし、また映画でも言っていた通り、GM作物は除草、病虫害に強い生命体として遺伝子が組み替えられている。そのため、農薬がこれまで以上に使われることになっている。この残留農薬がどれくらい影響しているのかの切り分けが今回の研究では定かではなかった。

私は、農薬のほうを恐れている。世界人口が増え続ける中、早晩食糧不足になることは火を見るより明らかだ。より良きGMで世界の人々を救う方法はないものか?

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