パーキンソン病の妻と介護する夫の日記

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妻心臓ペースメーカー手術

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★ 妻誤嚥・救急車を呼ぶ

2023/03/16日 一番下の孫の誕生日。朝一にスマホメールでお祝いのメッセージ。いつものように二人分の朝食を準備。いつものように妻を車椅子に乗せ食卓に連れ、朝食をとる。妻の体調もいつものようで特に変わった様子もない。食後の跡片付け、洗濯、掃除を済ませる。妻もいつものように布切れを何を作るでもなく縫っている。縫物に飽きた妻は庭に出て草取りなどしている。天気が良く大変あたたかな春の午前。正午前、私は秋刀魚を焼き大根おろしをして昼食の準備。正午前十分食事の用意ができたので妻を呼びに行こうと外に出ると、妻は一人で庭から必死でベランダに上がろうとあがいていた。急いで助け上げ無事に家の中の車椅子に乗せテーブルへ。午前中の薬の効き目が無くなっている。それでも妻はいつものように秋刀魚を食べていた。三分の二くらい食べ終わったころ突然妻は何かをのどに詰まらせた様子。ひどくせき込んで苦しそう。私も急いで何とか吐き出させようとしたり、口の中のものを取り出したり、背中をさすったりできるだけ気道を確保する介助。しばらくして落ち着いてきたので、昼の薬を飲ませることなくベッドに寝かせた。3,40分ほどして妻は一人でベッドから起き上がり車椅子を押しながら居間に出ようとしている。私は妻を車いすに乗せ食卓に着かせ、昼の薬をスプーンにらくらく服用ゼリーに乗せ妻に渡した。いつもは私が妻の口までスプーンを入れて飲ませている。妻の飲み込むタイミングのことを考え妻に自分で飲むようにさせてみた。妻は口にゼリーと薬を上手に入れた。ところがその直後、再び誤嚥したらしくぜ回よりもひどくせき込み苦しがる。私は再び妻の口を開けさせ、中にあったメネシットを取り出した。どうもゼリーを誤嚥しかけているようだ。苦しがる妻が微かな声で「救急車」と言っているように聞き取れた私はすぐに119に電話救急車を呼ぶ。10分ほどで到着。意識ははっきりしている。

★ 救急病院への搬送

妻も私も何かあったときはF医療センター行っている。その旨救急隊員に告げるも、F医療センターの方は現在救急患者が多くて対応不能とのこと、別の救急病院を当たる。ただしW病院だけはお願いできないことを言い添えた。S病院が受け入れ可能とのこと、家から20分前後にある。そちらへ搬送

★ 精密検査結果

到着時点では気管のつまりもとれていたよう。CTスキャンの結果心臓の大動脈剥離もない。しかし心筋梗塞になる危険があるとのことで造影剤を入れての精密検査をする、とのことで了承。待つこと小一時間、先生に呼ばれて診察室へ。結果は心臓の”房室結節”が悪く、そのため電気の通りが悪い。「高度房室ブロック」による徐脈、ペースメーカー適応が必須との診断を告げられる。そのまま入院、明日朝即手術したほうが安全。という。私もよくわからいけど了承した。翌朝手術を受け無事に終了との電話連絡を午前11時に受け、ほっとした。まだ新型コロナの影響で手術室待合所で待つこともできない状況であった。

★ 徐脈の兆候

2023/03/13日 朝妻が日ごろになく「何か気分が悪い」と訴える。私はとにかく血圧を測った。”125/69 脈拍38” 「血圧は正常、でも脈拍がえらい少ない」と妻に告げた。あまり徐脈のことは気にしてなかった。これまでこんなに少ないことはなかったが、、、翌日妻はいつものように介護施設に行った。介護施設に到着時のバイタルは”73/53 脈拍38″ しばらくしてからの再検結果は”134/82/脈拍59″が記録されていた。3/17日ケアマネに手術のいきさつを報告したとき、看護師でもある彼女は即「脈拍30台はペースメーカー対応」と言われた。

☆ 徐脈と誤嚥

この度担当していただいた先生曰く「心臓の働きが急に悪くなった場合、誤嚥が頻繁に見受けられる。」と。 パーキンソン病になってかれこれ25年経過、筋肉の衰えにより、便秘、喉のかすれ。幻覚症状もひどくなってきた。話も声が出にくくなり、重要なことは筆談することが度々である。誤嚥もパーキンソン病のせいとばかり思っていた。 心臓の弱りに気が付かなかった。天の神様どうか妻をお守りください。

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