・2021年1月1日に公開したブログ「二股の銀杏 どうする?」のその後を報告します。
・あれから3年半が経ちました。銀杏は今も残っています。近所の方とMoriとで自治会長を説得した結果お互いの折衷案ということで、二股の内一本を切り一本を残すことになった。やれやれ銀杏の木をどうにか救うことができ、Moriもほっとした。今では残された一本が元気よく背伸びしている。
・3年半という歳月は銀杏の木にしてみれば大した年月ではないようだが、我々人間、それも後期高齢者の身にとっては結構変化を強いられる年月であった。コロナの影響もあった。妻は出かける事が少なくなり、パーキンソ病もいよいよ進行している。とうじは杖を突けば何とか歩くことができたのが今では歩行器の押し車を頼りにしても百メートルくらい歩くのがやっとである。家の中ではほとんど車いすの生活になった。例の銀杏の木を一緒に植えた、苗の提供者も今や自分の生まれ育った故郷に引っ越ししてしまった。あの時はMoriも銀杏の落葉の掃除は一人でやると言っていたのが、去年の秋には掃除するのがやっとであった。あと何年できるやら。幸い当時空き家だった、銀杏の木のすぐそばの家に比較的お若い家族が越してきている。勝手ではあるが彼らに後の面倒を見てもらおう